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茶道のお点前の種類はどのくらいあるの?

 2016/03/20 茶道 点前
この記事は約 5 分で読めます。 8,839 Views
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茶道とは?

茶道を習うという事を、ただ『お茶を点てる…そして飲む』

とイメージされている方も多いのでは?

もちろん、お茶を点てる・飲むのが、

茶道のお稽古を占める重要な部分ではありますが、実際それだけではありません。

美術・書画・生花(花の生け方も含む)・茶室建築/造園・懐石料理/菓子等、多岐に渡ります。

茶道は非常に季節感を大事にします。

季節の花を生け、季節感のある道具を使い、

 『夏は涼しく・冬は暖かく』といった事を、客が感じ取れるよう、心配りをします。

 
また、客をもてなす際には、

塵一つにまで気を配り、茶室はもちろん庭の掃除も欠かせません。

 
そして客は、そういった亭主(茶席の主催者・お点前をする人)の

心配りや趣向を一緒に楽しむ、といった事も大事になります。

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お点前とは?

茶道 基礎知識

お点前(てまえ)とは、亭主が客にお茶を点てる一連の動作を言います。

お稽古で大部分を占めるのが、お点前の反復練習です。

茶道で覚えることは、多種多様…

数えきれない程あり、茶道の世界では

『一生現役』、常に学ぶ事があると言われるほど、奥の深いものです。

茶道を習う上で、亭主としてのお点前(作法)、

客としての作法、これら二つを学ぶ事が大事になります。

茶道の醍醐味は、

『客に、美味しいお茶を点てて差し上げる』、おもてなしです。

 
本や動画を見て、流れや作法を頭に叩き込むものではなく、

五感をフルに活動させ、少しずつ体で覚えていくものとされています。

お点前の大まかな流れは、以下の通りです。

 

・水屋(準備・片付けをする場所)で準備をし、入室
・ 道具を清め、温める
・お茶を点てる(客の数によって、数回点てる場合もあります)
・道具を清め、片付ける
・退出

 

茶道の動作には、全て意味があります。

例えば、お点前では『清める』動作が非常に多いです。

これは、客に『安全なお茶を出していますよ』ということを示しています。

そして、亭主もこの動作を通し、自身の心を清めることにも繋がります。

また、道具の扱いでは、『畳を擦らせながら道具を移動させない』

『大切な物は左手を添える』等、

これらは道具を丁寧に且つ大切に扱うための動作です。

 

道具を置く位置・扱い方に至るまで、全てにおいて無駄な動きがなく、

経験を積んだ人ほど所作はスムースで、お点前は流れるように美しいです。

 

ただ、茶道の初心者の方に、

いきなり点前の一連の動作全てをお教えすることはありません。

こんな事を言うと、『じゃあ、何から始めるの?』と思われるでしょう。

それは、『割稽古(わりげいこ)』というものからはじまります。

 

割稽古とは?

茶道 道具 茶道具 茶室 割稽古

割稽古とは、お点前をする上で必要な一連の所作の最も基礎となる

重要な部分を細かく段階を経てお稽古していくことを言います。

流儀によって、作法や所作は異なりますが、

お稽古する内容に大差はまず見られないです。

 

・帛紗の扱い、付け方
・帛紗の捌き方
・ 茶器(棗)の拭き方
・茶杓の拭き方
・ 茶筅通し
・ 茶巾の扱い、たたみ方
・茶碗の拭き方
・ 柄杓の扱い方
・お茶の点て方

 

これらは、実際にお茶を点てるにあたっての所作になりますが、

これ以外にも立ち居振舞いや、客としての作法もお稽古します。

・立ち方
・座り方

・歩き方
・お辞儀の仕方
・襖の開け方・閉め方
・席入りの仕方
・釜、床の拝見の仕方
・扇子の扱い方
・お菓子の頂き方
・薄茶の頂き方
・茶器、茶杓の拝見の仕方

 

割稽古をある程度の期間した後(期間については、生徒さんの習得スピードや、

先生の考えに基づくもので、決まった期間が定められているわけではありません)、

一連のお点前を一通りやっていく流れになります。

割稽古を習得してはじめて、これから先様々なお点前をする

スタートラインに立てると言っても過言ではありません。

 

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お点前の種類は、どのくらいあるの?

茶道 道具 茶道具 茶室 割稽古 点前

割稽古だけでも、ざっと二十種類程ありますが、これはほんの序の口にすぎません。

使う道具や男女によっても、お点前は異なります。

はじまりは、亭主として薄茶の一服を点てる…そして客として一服を飲むことから。

 

そこから、炭点前・濃茶(字の通り薄茶とは逆で、濃いお茶)の点て方/飲み方等々、

長い年月をかけて上の段階へと進んでいき、その数は数十種類に上ります。

更に、各流派によって定められた修行課程に応じて、

家元から免状(流派によって呼び名は異なります)が授与されます。

これらの免状は、ある程度の期間お稽古を積み、

その都度必要な教課を習得した者に与えられる証書になります。

 

しかしながら、茶道のお稽古はお点前の習得だけではありません。

懐石(茶料理)の作り方、その懐石料理とお茶を組み合わせた

『茶事』での客のもてなし方、道具の知識・扱い方、

灰の作り方、茶花について等々、数限りなくあり、

先に述べた様に、『一生現役』この言葉に尽きるかと思います。

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Skyblue_yy

アメリカ在住の主婦です。祖母が茶道講師ということで、2歳半より表千家茶道を習っています。

実家を離れてしまい、ここ数年茶道のお稽古は出来ていませんが、茶道歴は約30年です。いつの日か、外国の方にも茶道を教えるのが夢です。

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