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裏千家歴代の家元の名前を覚えよう!花押の画像あり!

茶道 歴史
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家元関連の茶会では、家元の花押が付いた御好みのお道具が
多数飾られています。
「これはどの宗匠の御好み」とすぐにわかれば、
より一層、お茶会の雰囲気を楽しめますね。

裏千家歴代の家元の名前と略歴、是非、覚えておきましょう。

裏千家の始まり

千家3代宗旦は、不審菴を江岑宗左に譲った後、
敷地内に新たに茶室を建てて隠居し、四男仙叟宗室と共に移り住みました。
この茶室、「今日庵」は、宗室に譲られ、これにより裏千家が成立しました。

4代 仙叟

当初、医学を学びますが、後に千家に戻り茶道に専念します。
1652年に加賀前田家に出仕、2代利常、4代綱紀に仕えました。
以後、金沢と京都とを往復しながら精力的に活動し、
金沢では長左衛門に大樋焼を、宮崎寒雉に釜を作らせました。

5代 常叟・不休斎

仙叟の長男で、仙叟の没後すぐに前田家に仕官し、また、
ほどなく伊予松山藩久松家にも出仕します。
以降、幕末に至るまで、裏千家と両家との交流は続いていきます。

6代 泰叟・六閑斎

父、常叟が早世した為、11歳で家元を継承し、
表千家の覚々斎、如心斎から修行を受けます。
儒学を学び、能、狂言も巧みでしたが、33歳という若さで他界してしまいます。

7代 竺叟・最々斎

表千家七代如心斎の弟です。
六閑斎の急逝を受け、裏千家に入り家元を継承しますが、
25歳で早世しました。

8代 一燈・又玄斎

兄竺叟の早世により、表千家より養子に入り、家元を継承しました。
兄の表千家7代如心斎と共に、新たな稽古方式である「七事式」を制定しました。
宗旦100年忌には、100会に及ぶ茶会を催すなど、精力的に茶道の普及に努めました。
如心斎とともに、千家中興の祖と呼ばれています。

9代 石翁・寒翁・不見斎

1788年の天明の大火で、伝来の道具以外、
表裏両千家の茶室はすべて焼失してしまいました。
不見斎は、復興に尽力し、翌年までに、茶室はほぼ再建されました。

10代 栢叟・認得斎

加賀藩・伊予藩に奉行として出仕しました。
若い頃は、教えを逐一書物に残していましたが、
父不見斎より、「茶の奥義は文字によって伝わるものではない」と諭され、
全て焼き捨てたという逸話が残っています。

11代 精中・不忘・玄々斎・虚白斎

10代認得斎の女婿として10歳のときに奥殿藩主松平家から
養子に入りました。
明朗で積極的な人柄で、大名、公家、豪商ら幅広い交友を持ち、
茶道以外にも華道、香道、謡曲などに通じていました。

1872年の京都博覧会に際し、外国人を迎えるため、立礼式を創案しました。
また『茶道の源意』を著し、茶道は遊芸とする風潮を批判しました。

12代  直叟・又玅斎

京角倉家から養子に入り、家元を継ぎました。
34歳で家督を長男に譲り、山崎妙喜庵に隠居しました。

13代 鉄中・円能斎

明治の茶道衰退期に家元を継承した円能斎は、
6年にわたり東京に居を移して協力者を求めました。
京都に戻ってからも教本の出版や講習会を催すなど、
一般への茶道普及に尽力しました。
宗旦250回忌大法要茶会を営み、
記念事業として「今日庵月報」を創刊しました。

14代  碩叟・淡々斎

円能斎の息子で、30歳で家元を継承しました。
太平洋戦争後、茶道の学校教育への導入を働きかけたり、
各地の寺院・神社にて献茶・供茶を行ったり、
海外への普及に取り組んだりと、茶道振興に幅広く取り組みました。
また、流儀統一の為、全国統一の同門組織として
「淡交会」を結成し、裏千家茶道の組織化も行いました。

15代 鵬雲斎

戦時中の特攻隊の経験から、世界平和を強く希求し、
茶道の海外普及に力を注いでいます。
鵬雲斎は、社団法人日本青年会議所会頭を務め、
1996年には文化勲章も授与されています。

現在は、ユネスコ親善大使として活躍しています。

16代 坐忘斎

2002年に家元を襲名し、現在に至っています。

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ライター紹介 ライター一覧

蒲生 はな

蒲生 はな

骨董マニアの父の影響で茶道を習い始めて10年以上お稽古を続けています。
しっかり父の趣味は受け継いで、お道具を鑑賞するのが大好き。

貴重な茶の湯の道具を追いかけて、日本全国の美術館・博物館に出かけています。

バラバラとした知識を系統立てようと、通信制の芸術大学で「和の伝統文化」を学んでいます。

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