茶会の服装どうしたらいい？
茶道を始めたばかりだと、茶会があっても着物が用意できないことが多いかと思います。
そこで茶会に着物以外でお出かけするためのポイントをまとめて見ました。
事前にポイントがわかっていると、当日安心して
茶会に参加できると思うのでしっかり準備すると良いかと思います。
着物については、様々なルールがありますのであまり知識のない時に購入されるよりも、
よく理解してから購入した方が、長く使える着物に出会えると思います。
男性、女性に共通するもの
ここでは、男性にも女性にも共通する大切なポイント２つについてお伝えしたいと思います。
白靴下を持参する
立礼式でない場合は、靴を脱いで茶室に入ります。
その時に皆さん白い靴下を出して履き替るので「白靴下」を持参するのは必須です。
大切な茶室、又はお客様のお家にお邪魔します。
綺麗な清潔感のある白靴下で上がるというのは、心遣いの所作であると思います。
茶会だけでなく、日頃もこういった心遣いができるといいですね。
靴下を持ち歩くと荷物になるので、靴下をあらかじめ履いて行こうと考える方もいると思いますが、
出来るだけ持参するように心がけてください。
私は一度、茶会に白靴下を履いて行って、履き替える靴下を忘れてしまいました。
周りが履き替えている間、立ち尽くしてしまい、恥ずかしい思いをしたことがあります。
金属類のアクセサリーは避ける
男性の場合は時計や結婚指輪、女性の場合は、
イアリング、ネックレス、指輪、髪飾りなどを普段付けているかと思います。
茶会の茶席には、茶室をはじめ茶道具など様々な高価なものが集まります。
金属類のアクセサリーは、そのような高価で歴史あるものを
壊してしまう恐れがありますので、装着は避けることをお勧めします。
こちらも、亭主、来客共に安心して茶会を進めてくために大切な心遣いです。
お客様が金属類のものを着けていたら落ち着いて茶事ができませんし、
他の来客の方も気になさってしまうかと思います。
普段付け慣れている貴金属類のアクセサリーは、
茶会に行く前に装着していないかどうかしっかりチェックして下さいね。
男性の服装はどうする？
男性が洋服で茶会に参加する時のポイントは2点あります。
- 無地のスーツにネクタイを締める
- 襟付きシャツやブレザーなどでも良い
男性は、スーツを持っていれば、比較的簡単に服装の準備ができます。
女性の服装はどうする？
女性が洋服で茶会に参加する時は、6点ポイントがあります。
- スカートの丈は膝が隠れるもの
茶会は基本座って行われます。
スカートの丈が短いと座った時に下着が見えてしまうことや、
肌が必要以上に露出してしまうことがあります。
スカートの丈は膝が隠れるくらいのものが座った時に丁度良い
長さになるかと思いますので膝が隠れるくらいのスカートの着用が良いと思います。
- 靴は、ヒール、ブーツ、サンダルなどは避ける
洋服で茶会に参加する時は、ピンヒールなど、ヒールの高い靴や、ブーツ、サンダ
ルを履いていくと、露地を歩くときに傷つけてしまう恐れがあります。
- パンツスタイルは好まれない
- 髪の毛まとめる
髪の毛が長いと、茶会の時に毎回髪をかき上げたりと、邪魔になってしまうことがあります。
髪の長い方はなるべく、髪をまとめることをお勧めします。
- マニュキアは透明か肌色にする
派手なマニュキアは好まれません。
どうしてもマニュキアを付けたい場合は、自然な爪の色を保つために
透明か肌色のマニュキアを付けることをお勧めします。
- ストッキングの場合は靴下を上から履く
スカートを履く場合はおそらくストッキングをはかれていることもあるかと思います。
そのような場合は、ストッキングの上から白靴下を履いてください。
タイツなどを履いている場合も同じです。
様々なポイントはありますが、すべてに共通することは相手への心遣いだと思います。
それさえ考えられていれば、失敗することはないと思いますので、あまり気を張らないで良いと思います。
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