畳の掃除はどうしている?
畳が自宅にある家もだんだん減ってきていますが、
お茶道をやっていると、恋しくなりますね。
自宅にはないけど、
実家には畳の部屋があるって方が
多くいらっしゃるかと思おいます。
畳の掃除はどのようにされていますか?
ドラックストアーやスーパーに行くと、
様々な種類の洗剤があります。
クエン酸や重曹は、
それぞれメリットはあるようですが、
畳の掃除を簡単にできるようです。
それらの方法について調べてまとめてみました。
畳の掃除に、クエン酸を使ってみよう
クエン酸とは、
レモンなどの柑橘類や梅干しなどに含まれている
酸味の物質のことだそうです。
お掃除にも使えますが、
健康食品など食品にも使われる物質です。
そのため、体にもやさしいですし、
地球にもやさしいというのがポイントです。
こういう部分が、お茶にぴったりだと感じますね。
クエン酸の効果としては、抗菌作用があります。
この抗菌作用は、カビ対策に役立ちます。
使い方は、粉末のクエン酸を水で薄めて使用します。
【カビ対策の方法】
バケツにクエン酸を入れ、水で薄めます。
それに雑巾を入れて硬く絞ってから畳全体を拭きます。
次に、乾拭きで全体を拭いたら完了です。
雑巾がけは少し大変ですが、
これだけで
カビ対策ができるのはとっても簡単ですね。
カビは発生するとなかなか落ちませんので、
発生しないようにするだけで、
お掃除の手間が省けますね。
畳の掃除に重曹を使ってみよう
続いて重曹です。
重曹は弱アルカリ性なので、
油など、酸性のよごれをキレイにしてくれます。
加えて、消臭効果もある優れものです。
重曹も食用のものがあり、
人にも環境にもやさしいです。
昔懐かしのカルメ焼きは覚えていますか?
あれを膨らませるのに使うのも重曹です。
クエン酸に加えて、お茶にぴったりですね。
使い方は、
クエン酸の時と同様で、重曹を水で薄めます。
それを、スプレーにして使うと簡単便利ですね。
畳の部屋は、
夏場のごろ寝や日常のはだしでの生活では、
皮脂汚れが付きます。
調理の油煙が届く範囲にあればべたつくこともあります。
そのようなときに、
重曹スプレーを存分に活用して、
油汚れを取ってみてください。
お茶室として使用されている部屋の畳でしたら、
みなさん白靴下を履いていられると思いますので、
あまり心配はなさそうですね。
こまめにやることで効果が出る
クエン酸も重曹も
簡単に畳のお掃除ができることがわかりました。
とはいえ、こまめにやることが大切なのだなぁ
というのも分かりました。
畳に使われている“い草”という草は、
スポンジのように
小さい穴で構成された多孔質構造で、
弾力性や吸放湿性、吸音性といった特性があるようです。
また、空気中の有害物質を吸着し減少させる
とも言われています。
畳にホコリがついていると、
こういった“い草”の素晴らしい効果が
発揮できなくなってしまいます。
クエン酸や重曹などの人にやさしい、
環境にやさしいもので、
こまめにお掃除をすることで、
“い草”の効果を十分に生かせる環境を整え、
お客様をお迎えできるといいなと思います。
ここではあまり紹介できませんでしたが、
畳の掃除の他にも、
クエン酸や重曹は家庭の様々な場所を
きれいにすることができる優れものです。
畳だけのために購入するのは、
なかなか手がでないなぁと思いましたが、
一度購入して畳以外のお掃除にも挑戦してみたら
とっても楽しかったです。
市販の洗剤に頼らないお掃除の体験は、
新しい楽しさを産んでくれました。
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