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茶道で茶碗を回す理由とは?答えは日本人の心にあった

茶道の世界では、当たり前の動作である

「お茶碗を回して飲む」という動作。

お茶をやった事無い人でも知っている動作ですよね。

右に回すのか?左に回すのか?

という議論もなされたりするわけですが、とりあえず、

「飲むときはお茶碗を回して飲まないといけない。。」

って思ってないですか?

けど、これは間違いなんです。

というのも、この「回さないといけない」という感覚が、

茶道という世界のハードルを高くしてしまってるんじゃないかと思います。

「回さないといけない」んじゃなくて、「自然と回してしまう」んです、本来は。

この感覚を持つ為には、相手の心遣いを察する心が必要になります。

お茶碗をつい回してしまう理由

手前

お茶碗には正面があるのですが、

(茶碗の景色や絵のある場所、もしくは亭主がココっ!て決めた場所!)

お茶を点てる側からすれば、お客さんへのおもてなしの気持ちから、

正面をお客さんの方に向けて出します。

それを受けてお客さんは感謝しますよね。

「おもてなしありがとう」って。

このありがとうの気持ちを心から感じれば、

自然と正面をズラして飲んでしまうのです。

例を出しましょう。

例えば数人の食事の席で、すごくお世話になってる人、

もしくは先輩が先に到着し一番奥側に座っていたとして、

トコトコ歩いて行ってその方の正面にドスンと座りますかね?

正面に座るのはなんだか抵抗ないですか?

なんだか失礼な感じしますよね?

この感覚と一緒で、

亭主はお客さんの為にいろんな事に気を配り、お茶を点て、

そのお茶碗が持つ最も魅力的なところを正面に出してくれる訳ですから、

その魅力的なところは、やはり避けて飲むのが客の気遣いなんですね。

ですので、

「正面からそのまま飲むなんて、そんな恩知らずなこと出来ませんよ。」

と、こうなるわけです。

相手のくれた優しさには、何倍にしてでも返したくなるこの想い。

義理・人情。。いや察しの文化、日本人を実感できる瞬間ですよね。

「いやーオレいま察してるわー」

って自分に浸れる瞬間でもあります。

いや他の人がここまで考えているかは解りませんが、

少なくとも僕はこのような妄想をしながら、お茶の稽古に望んでいます。

茶道は思いやりから

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つまり、お茶碗を回すという行為は、

正面を避ける事に意味があるわけで、右に回すのか?左に回すのか?は

本来どっちでもいいんです。

現在では流派によって、右か左かは決められていますが、

大事なのは亭主に対する感謝の気持ちですね。

ここを忘れちゃお茶をやる意味、楽しさは解らないと思います。

もしお茶を飲む機会があれば、このような妄想をしながら、

お茶を楽しんで下さいね。

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