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日本のたしなみ!茶会の服装はどんなものがいい?

「お茶には興味あるのだけど、

いつも着物を着ないといけないのでしょう?」

「着物をひとりで着られないし、そもそも着物を持ってないから、

きちんと習うのは敷居が高いのよね、、」

とあきらめてしまっている方はいませんか?

稽古の服装について

 茶会 服装 女性 スカート スーツ

筆者は現在月一度、表千家茶道教授である先生の所に稽古に通い、

早くも20余年間になりますが、稽古での服装はほぼ100%洋服です。

 

本音は着物を毎回着てほしいなあと、

私の先生は心の中で思っているのは間違いありませんが、強制されることはありません。

茶道人口を保持、増加させるには若い茶人を増やすのが必須であり、

気楽に始められることが以前にまして求められます。

 

家元の稽古は別ですけど、一般の茶道教室では、

稽古に通うのに着物着用でないとだめとはいわれないと思います。

少し気が楽になっていただけたでしょうか。

 

但し洋服で稽古をする場合は、私は次の点を守ります(女性の場合です)。

 

  • 膝がしっかり隠れるスカートを履く

ミニスカート、パンツ(ジーンズもです)はだめ

(※ミニスカートやパンツでも大丈夫な教室もあるそうです)

  • 長いネックレスやスカーフはしない

道具に引っ掛けて、傷つけるかもしれないし、

そもそもお茶をたてた茶碗に入ってしまって汚すかもしれません。

  • 茶室では白いソックスを履く

足袋の代わりです。

  • 点前をするときはベルトをする

帯の代わりに袱紗を挟むためです。

男性は襟のあるシャツを着て、

きちんとしたジーンズ以外のパンツ着用で稽古に臨むのがよいでしょう。

 

稽古に着物を着ていく場合、着ていく着物は少し遊んでも大丈夫です。

ウールや木綿の着物、洗える着物、浴衣など。

しかしながら浴衣の場合も茶席では足袋をちゃんとはきましょう。

 

茶会の服装について

 お辞儀2

茶会(茶事)では、私も着物を着用します。

軽めのお茶会や添え釜などであれば、

年配の茶人の方も、洋服で参加されている方もおいでですが、

正式な服装は間違いなく着物になります。

 

年齢問わず茶会の着物は派手なものがよいとされています。

印象に残らない着物を着ていたほうが、

「あの人はいつも同じ着物を着ている」といわれないですむという考えもありますけど、

私は初歩の時から着物は派手に、といわれてきました。

茶会はおめでたい席であるので、

晴れ晴れとしなくてはいけませんということのようです。

それに比べ、ここ10年くらい成人式の振り袖のトレンドは、

柄は派手でも、全体の色合いがシック(地味)だったり、

黒が基調のことが多かったりしますよね。

 

「着物は派手に」と教えられているので、

なんだか今の成人式の振り袖のスタンダードが奇異に思えます

(私の感覚のほうがおかしいかもしれませんが)。

 

茶会に着る着物は、着用シーンや役割、季節によって使い分けます。

亭主側(水屋)か、客側かによっても少し違います。

 

必ず正絹の着物です。

普段用の着物素材の、ウールや木綿のものはだめです。

 

帯は袋帯で二重太鼓結びが無難でしょう。

着物よりワンランク上の帯をしめると失敗が少ないといわれています。

 

具体的にどんな着物をきるべきなのか

 7_220[1]

亭主側と客側に分けて目安を掲げてみました。

もちろんこれらが絶対ということではなく、例外もあります。

 

  • 亭主側(半東、水屋の人々も含む)(女性)

亭主は色無地あるいは色留袖に紋付で、格調が高い着物を着用します。

半東を含む水屋担当は、最低でも無地の小紋で色無地の着用が間違いないですが、

事前に何を着用するか、亭主に相談しましょう。

 

釣り合いが大事なので。

それと亭主が客側より格の低い着物をきる事はまずありません。

亭主がぱりっとしていないのは、

客人に対して礼をつくしてないということになるからです。

 

  • 客側:女性

付け下げ、小紋、訪問着などの着物を着用します。

若い方は振り袖を着用すると、茶席が華やかになると喜ばれます。

 

それからこれは茶道だからということではないのですが、

着物には年三回節目があります(衣替え)。

通常は袷(あわせ)ですが、

暑い時期は単衣(ひとえ)(6月と9月)や絽(ろ)や紗(しゃ)などのうすもの(7−8月)です。

夏用のうすものの帯もあります。

 

男性は、どちらの立場でも紋付袴が無難でしょう。

但しお客側の場合は、ダークスーツを着用する場合も多いですが。

最後に一言、ひとりごと・・

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茶道を始める最初の一歩の、

教室での稽古は洋服で大丈夫ですから、

気楽に門をたたいてください。

 

茶道が気に入って続けて習ううちに、

茶道の点前の所作に合う服装が着物であることが理解でき、

着物にも興味がわいてくるはずです。

着物を着るための準備はそれからでも遅くないです。


 

 

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