そもそもエレガントな女性ってどんな女性?
エレガントな服を着てみて、
次に挑戦したいのが
エレガントな言葉づかいかなと最近思います。
エレガントな服を着ても、話し方がまずまず。
話し方ひとつで人の印象ってとっても変わりますよね。
そこで、エレガントな言葉づかいをしてみようと
いろいろ調べてみました。
エレガントとは、すっきりとして上品なことだそうです。
エレガントな女性を思い浮かべると、
言葉づかいに加えて、
話す手順や伝え方などもポイントがありそうですよね。
エレガントにつながる日本文化
日本文化である茶道の世界にヒントがないか探してみました。
早速、裏千家が出している茶道の本を覗いてみたら、
こんなものを見つけました。
お茶席会話する時に心得ておくべき4つの覚え
1、(真実)真面目で偽りのない誠実な心。謙虚で真摯な心。
2、(見識)独自の意見や主義、考えを持つ。気位のある態度。
3、(快適)気持ちのよい会話。心地よく、楽しい会話。
4、(頓智)即座に機転のきく働きをする知恵。
これら4つの要素を忘れずに、
茶席の会話をすることが
茶人の心得とされていたようです。
これは茶席じゃないところでも、
心得ておくことで私たちの言葉づかいのひとつひとつに
変化を起こすのではないかと思ってきました。
茶道の言葉づかい
茶道の先生とお話しすると、
確かにこの4つの心得を持っているのが
伝わってくるように思う時があります。
いつも言葉のひとつひとつが丁寧で、
無駄な言葉がありません。
お稽古でも、
「お先に」
「頂戴いたします」
「本日はお招き下さりありがとうございます」
など、とても丁寧な言葉を使っています。
お茶会では、
丁寧で洗練された言葉を用いて会話するので、
実際に自分が話さなくても
勉強になることが多いと思います。
普段の日常では
なかなか使わない丁寧な言葉が、
大事な時にすっと出てきたらエレガントですね。
4つの覚えと話す手順や伝え方
この4つの覚えから見える、
エレガントな女性の話術はどんなものかを考えてみました。
1、(真実)真面目で偽りのない誠実な心。謙虚で真摯な心。
自分の知っていること、知らないことをしっかりと認識していて、
知らないことに対しては、謙虚な心で人に素直に聞くことができる女性である。
話術1:素直に聞けること。
2、(見識)独自の意見や主義、考えを持つ。気位のある態度。
人の意見に左右されず、自分自身の意見をしっかり持ちつつ、
他の人の意見も聞き入れられる女性である。意見を振られれば、すぐに答えが出せる。
話術2:自分なりの意見を持って、聞かれたら答えられること。
3、(快適)気持ちのよい会話。心地よく、楽しい会話。
会議では、硬くなりすぎず周りの人が意見を言いやすいように
アイスブレイクできる女性である。場を明るくしたり、落ち着かせたりする力。
話術3:場を和ませるアイスブレイクができること。
4、(頓智)即座に機転のきく働きをする知恵。
ビジネスの場において、女性はどういう立場で振る舞うかは
とてもセンシティブだったりする。女性が活躍するようになった今でも、
男性によっては女性の見方は様々である。
そこで、相手に応じて上手に振る舞うことで、
目標に向かって仕事を進めていける女性であることはとても大切。
話術4:相手によって振る舞いを柔軟に変えること。
1~4まで、どれも順番をつけられないくらい大切で、
すべてをバランス良くもっている方が
エレガントな女性に近づくだろうなと思います。
2よりも、まずは1、3,4の方が、女性が得意ですね。
1、3,4が上手にできるようになったら、
2に挑戦していくとエレガントさが増していくと思います。
エレガントな言葉づかいと、
伝え方を茶道から学ぶことができました。
直接この言葉を使えばいいというよりも、
どんな芯を持っている人なのかが言葉づかいに
大きな影響を与えると思うので、
まずは、芯をしっかり見つけようと思います。
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