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茶入と棗(なつめ)の違いって何?使い方と保管方法をご紹介!

茶道具
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抹茶を飲む茶道において抹茶を入れる器が、茶入と棗(なつめ)です。

その違いを御存じですか?

この二つは役割が全く違います。

それぞれの使い方を見て、茶道具の奥深さをのぞいてみましょう。

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茶入と棗の違い

 

ごく一般的には抹茶をいただく、と聞くとさらりとしたお茶を思い起こすでしょう。

ドラマなどでお茶を点てるシーンではシャカシャカと茶筅と動かし、

ほんのりと温かいお茶が見られますね。

他には、日本庭園などのお茶室などで干菓子などと一緒に出されるもの。

あれは「薄茶(うすちゃ)」と呼ばれるものです。

 

「薄茶」用の抹茶を入れる茶器が「棗なつめ」です。

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形が植物のナツメと似ていることから棗と言われ、薄茶器とも呼ばれます。

茶道ではお点前の始まる前に棗にたっぷりの抹茶をきれいに整えて入れておきます。

 

これに対し、「濃茶(こいちゃ)」と呼ばれるお茶があります。

利休の時代、お茶と言えば濃茶を指しました。

たっぷりの抹茶を少量のお湯で練った、その名の通り極めて濃いドロっとしたお茶が

「濃茶」です。

薄茶に比べるとかなり強烈な舌触りと味がして、

茶道をやっていない人は口にすることはほとんどないかもしれません。

薄茶の抹茶とは違う、濃茶用の抹茶を使いますが、

 

「濃茶」用の抹茶を入れるものが「茶入」です。

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あらかじめ、人数分の抹茶しか入れません。

茶道のお稽古では、まずは薄茶を点てることから始まり、

ある程度レベルが上がったところで

やっと濃茶の稽古をすることができます。

つまり、茶入と棗は使い方が全く違うのです

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茶入と棗いろいろ

 

茶入は特に、茶を嗜む人からは重要な位置づけでした。

蓋は象牙で、陶器など焼き物が主の茶入れ

産地によって唐物、和物、島物に分けられ、

金襴や間道(かんとう)、緞子(どんす)といった裂(きれ)で作られた袋、

仕覆(しふく)を着せて、観賞されます。

5156D-iE-1L[1]

 

茶入の形は様々ですが、主にこのようなものがあります。
 

肩の部分が角ばって肩が衝(つ)いている、

肩衝(かたつき)

img61037370[1]

 

林檎のような丸みを帯び、唐物茶入れの代表的な形の

文琳(ぶんりん)

名物とよばれるものに、珠光・本能寺・羽室・筑紫などがあります。

cyadougu-hougadou_tyaire-honnoujibunrin[1]

 

全体の形がナスの実に似ていて、下膨れで口が細いことから

いることから

茄子(なす)

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薄茶を入れる塗物の器が薄茶器の棗です。

クロウメモドキ科の高木で、和名が夏に芽を出すことから

ナツメ」と呼ばれる植物で、

乾燥させて干しなつめとして食べられる実の形に似ていることから、

棗(なつめ)と呼ばれます。

紹鴎棗

利休棗

長棗

などなど、たくさんの形がありますが、

大棗、中棗、小棗、平棗、吹雪、金輪寺

などが一般的です。

DSCF5907[1]

 

お点前の際に棗の「お塗りは?」と尋ねられた時には、

「○○塗りです」とは答えずに、作家名、塗師の名前を答えるのが通常です。

黒の漆塗りが一般的なものですが、華やかな蒔絵が施されているものもあります。

 

茶入れと棗の保管方法

 

茶道具全般にいえることですが、使用したあとに洗剤で洗うことはまずありません。

一番気をつけなければいけないのは、汚れを落とすことと、湿気と乾燥です。

茶入れも棗も、使い終わったあとは抹茶をきれいに取り除きます。

外側も内側も羽根箒などで細かい抹茶を払い、乾いた布で拭きます。

抹茶が残っていると、カビの原因になるのです。

臭いも残ることがあるので、丁寧に清めておきます。

水で洗い流すのもNGです。

湿気でカビることがないようにしましょう。

また、茶入などの焼き物は割れやすいので要注意です、

陰干ししてしっかり乾かしてから木箱に入れましょう。

 

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手の中に収まってしまう小さな茶入と棗ですが、その美しい形や色、

手にした時の冷ややかな感触、

蓋を開けた時の抹茶の深い緑色とのコントラストが

いつも私をワクワクさせてくれます。

茶道を始めたばかりの頃は、緊張で手に汗をかき、

美しい棗に指紋がつかないか気になったり、

茶入れを倒しそうになったり、落ち着きませんでした。

ですから拝見が楽しみで、

その絶妙な風合いや形を見飽きることがなかったのを思い出します。

私にとって最も魅かれる茶道具の一つである、茶入と棗です。

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千鳥

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幼かった長女を背負ってお稽古をしていただいたのが10数年前。長男が初めて歩いたのはお稽古中のお茶室でした。素晴らしい先生にめぐりあい、休み休みながらも茶道を続けています。

当時は気付き得なかったことが、違う姿をして眼前に現れてくる喜びを感じています。

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