お茶会には着物でないとダメなの?洋服の人はいない?
茶会での正装はやはり着物ですが、
茶道経験のない方も来られる大きな茶会や
仲間内のカジュアルな茶会は
必ず着物ではないといけないということはありません。
私の教室では、朝茶・月見・夜咄・口切り・初釜などの
茶事をする際には他の先生の教室の皆さんや
先生の友人(茶道経験なし)の方々をお招きします。
茶道に関わっている方はほとんどが
着物でいらっしゃいますが、茶道をしていない方や
男性は洋服が多く、男性はみなさんスーツです。
男性で着物を着てこられる方は、
伺うとたいていお茶屋さんや茶道具屋さんなど
お仕事で茶道に関係している方が多い気がします。
逆に私たちが招かれることもありますが、
着物でないといけないと指定されることはありませんし、
天気が悪いとあえて洋服で行くこともあります。
洋服でも大丈夫!でも着れるものなら着たいのが着物
私は着付け初心者なので、自分で着物を
着ないといけない日は朝からうちで大騒動です!
招く側だと、私の教室の中には
何人も着付けをできる人がいるので
助けてもらえてありがたいのですが。
着付けを習ったばかりの頃、
朝になってどうしても自分で着れずに
洋服で行ったことがあります。
もちろん他にも洋服の方々はいましたが、
せっかくの茶会、着れる着物もあるのに・・・。
この時の悔しさをバネに
その後の着付けの練習に励んだものです。
ちょっと話が逸れましたが、
このように茶会だからなにがなんでも着物でないといけない!
ということはありません。ただ、洋服でも
注意しなければならないマナーはあります。
洋服で行く茶会の女性・男性別ルールとは?
女性は華美でない仕事着程度と考えていいかと思いますが、
パンツスタイルは好まれませんので、
正座をした時に膝の隠れるくらい
長さのあるスカートがいいでしょう。
清潔感のあるシャツをスカートやワンピースなら問題ありません。
気を付けたいのはアクセサリーや
派手なマネキュアはNGだということと、香水です。
茶席ではお茶の香りも楽しみの一つなので
香水はマナー違反になるのでやめましょう。
足元のマナーとしては、必ず白い靴下を持参します。
茶室に入るときは綺麗な足元で、
爪も見せてはいけませんので
ストッキングの時も上から白い靴下を履きます。
男性も仕事着程度で大丈夫です。
無地のシャツにネクタイを締めればまず問題ありませんし、
カジュアルな茶会ならノーネクタイでもOKなので、
心配な時は事前に確認しておくと安心です。
女性同様派手でなく落ち着いた雰囲気でまとめるといいですね。
注意したいのはズボンです。
畳に座ることになるので、
細身のズボンでは痺れやすいので
少しゆとりのあるものが良いと思います。
まとめ
お茶会の雰囲気をそこなうような格好でなければ
洋服でも大丈夫ですので、
あまりびくびくせず参加してみて下さい。
お茶の世界にはあなたの先輩となる方々が
たくさんおられますから、お茶会に招待されたなら、
先輩方に助言をいただいて
失礼のない服装で出掛けるのが一番いいでしょう。
コメント