着物でお茶会に行くのは理想ですが、時には洋服で参加することもあると思います。
茶道初心者や若い方なら、手持ちのワンピースやスカートを組み合わせて
お茶会の主旨とタイプに合わせて洋服で行くことも良いと思います。
しかし、ふだんから着物でお稽古もお茶会も出席されている人が
どうしても洋服で参加しなければならない時、
案外洋服選びに困ってしまうものなのです。
こんな時にどのブランドの服を着れば、安心して出かけることができるでしょうか。
ふだん着物を着ている方にぴったりな洋服ブランドを紹介します。
着物の代わりとまではいかなくても、お茶会で上質な洋服を着たい
着物に馴染みのある人は、生地の織り、色、柄、といったものに普段から
目が肥えているでしょう。
ですから着物と同じレベルで洋服を着たい、
と思うとやはり無理があると言えます。
どんなに高価な洋服を着ても着物の存在感にはかないません。
だからこそ品質が良く、着ている自分も他の人から見て心地良くて
感じのよい印象のある洋服を選びたいものですよね。
お茶会で着られるブランドを紹介します
比較的店舗も多く手に入りやすいブランドを挙げてみました。
23区
ターゲットにしているのが30代半ばから40代。
価格も手ごろで、比較的シンプルかつベーシックな洋服が多いブランドです。
theory セオリー
見た目の美しさに定評のあるアメリカのブランド。
芸能人に愛用者が多いことで一般向けでも人気です。
EPOCA エポカ
洗練された都会的スタイルが定番のブランド。
オフィスで着用する人も多いブランドです。
Max Mara マックスマーラ
着心地の良さに定評のある、キャリアウーマンに支持を受けるイタリアのブランド。
ファンも多く、年齢を問わずに親しまれているブランドです。
BURBERRY バーバリー
19世紀から続くイギリスの高級ブランド。日本ではカジュアルラインで展開し、
若者から年配の人まで幅広くファンが多いです。
お茶会の洋服はブランドでなくても大丈夫
これまで挙げたようなブランドの服が、絶対ではありません。
手頃な価格から高級価格まであるので、どこまで洋服にお金をかけるか、
お茶会を自分の中でどう位置付けるかによって選ぶ洋服も変わるでしょう。
要は、お茶会にふさわしい洋服、であれば良いともいえます。
私の通っている教室では、洋服の場合はロングスカートであることが決まりです。
ブランドの洋服はどうしてもトレンドを追うので、
今のような季節ではあまりロングスカートの種類は多くありません。
茶道は正座が基本で、立ったり座ったりするものですから、
短い丈のスカートは避けるべきでしょう。
さらに足袋の代わりに白い靴下を履くので、たとえ質も雰囲気も良い服だとしても、
最新のトレンドに即した洋服に白靴下が合うかどうか、微妙になってきます。
ただ、良い服というのは着物と同じく着る人の気分を上げ、
自信を持たせてくれるものです。
自分なりの装いを考え、好きなブランドを選び、コーディネートするのも
お茶会の洋服選びの楽しみですね。
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