こんにちは。
最近、雑誌やテレビでよく見かける「和スイーツ」
みなさんは和スイーツを知っていますか?
女性なら食べたことがある!大好き!という方もきっと多いでしょう。
和スイーツとは、和の食材を使ったスイーツのこと。
では、和菓子との違いはどういったところなのでしょうか?
今回は今話題の和スイーツと伝統的な和菓子の
違いを比較しつつ、双方の魅力に迫ってみたいと思います!
和スイーツと和菓子の違い
和スイーツとは、和の食材を使ったスイーツのこと。
例えばきな粉や抹茶を練り込んだシフォンケーキや
豆腐を使ったブラマンジェなどの西洋菓子に
日本的な和の食材をドッキングしたスイーツのことです。
和スイーツには、バターや生クリームなど
洋菓子に使う材料を用いられることもしばしば。
ですので、材料や成分の観点からみると、
和スイーツとはどちらかというと洋菓子に近いスイーツといえます。
一方で和菓子とは、バターや生クリームは基本的に使用せず、
あんこやきな粉、もち米、砂糖、塩、くずや水飴などを用いて作られます。
このように、まずは材料で比べてみるとその違いがよく分かりますね。
次は、見た目と味の違いについて検証していきましょう!
見た目の違いと味の違い
さて、前章では使用する材料の違いがわかりましたが、
見た目や味にはどんな違いがあるのでしょうか。
まずは和菓子の定番ともいえる大福もちから見ていきましょう!
- 和菓子の大福
和菓子といえば大福餅ですよね。
豆大福やよもぎ大福、うぐいす豆やきな粉大福など種類も豊富。
近年ではいちご大福なんかも定番になりましたが、
いちご大福は和スイーツという位置づけになる気もします。
餡と一緒にホイップクリームが使われている場合は和スイーツになりますよね!
- 和スイーツの大福
和スイーツの大福です。一気にカラフルになりましたね。
和スイーツの大福には、いちごやブルーベリー、桃などの
季節のフルーツやホイップクリーム、カスタードクリーム、
チョコレートクリームなどの洋菓子の要素が盛り込まれています。
大きさは和菓子の大福に比べて小ぶりで、
いろいろな種類を少しづつ楽しみたい女子のハートを掴んでいます。
お次はあんみつ。
- 和菓子のあんみつ
小豆やあんこ、寒天やフルーツなどさまざまな材料を使った和菓子で、
昔から老若男女すべての人に愛される和菓子です。
いわば和菓子界のパフェのような存在ですね。
一方、和スイーツのあんみつになりますと・・
こうなります。
はたまた・・
こんなかわいいあんみつまで!
女子ウケのするかわいい見た目と、フルーツやアイス、
ソフトクリームなどのトッピングが特徴になるようです。
- 和菓子のみたらしだんご
砂糖としょう油を煮詰め、葛でとろみを加えた甘辛ダレがたっぷり!
あんこやきな粉に比べて濃厚な味わいで食べ応えもあり、
だんごにはもち米を使っているのでおなかもちも抜群です。
ちなみにカロリーは1本(だんご5個)で158kcal
脂質は0.32gと少量ですが、糖質は36.16gと多めになっています。
- 和スイーツのみたらし団子は・・
こちら、実は団子ではありません。
クリームチーズムースを醤油だれのゼリーでつつんだ
新食感の和スイーツなのです!
見た目もかわいくて、おみやげにも喜ばれそうですね。
2015年6月より千里阪急ホテルとホテル阪急エキスポパークにて販売スタート。
期間限定&テイクアウトのみの販売なので
気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ここでおすすめ動画のご紹介。
ビーガンレシピ動画で有名なPeaceful Cuisineさんのページで
紹介されている豆腐のチーズケーキです。
チーズケーキと言ってもクリームチーズは使っていません。
豆腐、みそ、山芋などの和の食材を使って作る本格和スイーツ!
- 和菓子のぜんざい
ぜんざいは小豆を砂糖で煮た和菓子です。
わたくし事ですが、子供の頃によく
おばあちゃんが作ってくれた思い出の味です。
寒い冬に学校から帰ってきて台所からぜんざいのにおいがすると
飛び跳ねるように喜んだものです・・(しみじみ)
一方、和スイーツでは、
桜あんを使用したさくらのおしるこをご紹介します。
あざやかなピンクが可愛らしいですね。
桜餡(100g)に同じ量の牛乳を少しづつなじませながら加え、
ひと煮立ちさせたら次に生クリーム(40g)を入れてさっとあたためて、できあがり。
冷たくしてたべる場合は、常温まで冷ましてから冷蔵庫へ。
いちごや桜の塩漬け、白玉などをトッピングするとオシャレな和スイーツの完成です!
というわけでいくつかの例を挙げて
和菓子と和スイーツの見た目と味の違いを検証してみました。
見た目では、和菓子は茶色や白色など全体的に色味が少ないシンプルな印象。
和スイーツは可愛らしさやカラフルな色どりになっていましたね。
味の方は和菓子はさっぱりとしていて砂糖や蜜のしっかりとした甘さが特徴。
もち米やくず粉などのでんぷん類を使用するのでおなか持ちが良い印象でした。
和スイーツはホイップクリームやチョコレートクリームなどの
乳製品を使用する分、濃厚でクリーミーな味わいになっていますが、
甘さは控え目なものが多く全体的に量が軽めな印象でした。
ではここからは、女子にとって気になる栄養素やカロリーの違いを見ていきましょう。
太りにくいのはどっち?和スイーツと和菓子のカロリー
和スイーツと和菓子では、どちらの方が
カロリーが低く太りにくいのでしょうか?
ダイエット中は、もちろん甘いものは厳禁ですが、
たまには我慢せずに食べたい日もありますよね。
そんなとき食べるとしたら、和スイーツと和菓子の
どちらを選ぶのが良いののか・・
カロリーや脂質、糖質などの観点から検証してみたいと思います。
和スイーツの方が、バターや生クリームを使用している分
太りやすいというイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
まず、ダイエット中に控えなければいけないのは、
脂質、糖質、そしてカロリーです。
中でも脂質と糖質はなるべく控え目にするのが鉄則。
- 脂質
20~30代の女性の理想的な脂質摂取量は1日25~35gです。
インターネットで調べると、女性の1日の摂取量の
目安は40gくらいと書かれていたりはしますが、
私の個人の意見としては30g前後を推奨します。
一般的な必要摂取量の計算方法は、
日本人女性の標準体重(kg)に基づいて算出されています。
標準体重をキープし続けたい人は
1日に40g脂質を摂りましょう、ということです。
ダイエット中ならば標準体重ではなく、
これから目指す理想の体重で計算しなければいけないというわけです。
この時点で、やはり脂質のかたまりであるバターや
生クリームを使った和スイーツは劣勢。
しかし脂質はとりすぎたところで
すぐに脂肪に変わるわけではありません。
過剰に摂りさえしなければ、他の栄養素と一緒に
エネルギーに変換されてしまいます。
勝敗やいかに。次に糖質をみてみましょう。
- 糖質
続いて20~30代の女性の理想的な糖質摂取量をご紹介します。
20~30代の女性の理想的な糖質摂取量は1日120~150gです。
個人的な意見としては1日何グラムというとらえ方よりも
1回の食事で計算した方がダイエット効果が高いということです。
理想的な糖質の摂取量は1回の食事で40g以内に抑えることです。
ご飯やパン、果物が好きな人にとってはかなり厳しい数字になりますが、
毎食40g以内に抑えることができればあっという間に痩せます。
ダイエット成功のためには、脂質をカットするよりも
糖質の摂取量を減らすことの方がより効果的なのですね。
太る太らないの食べ方のポイントは栄養素のバランスにあります。
一度に摂取する脂質や糖質などの栄養バランスが
うまく取れていれば取れているほど、それぞれの栄養素が
協力し合って代謝を促し、エネルギーに変換して使われてしまうからです。
和スイーツは生クリームやバターを使っている分、
脂質は多めになりますが、糖質は和菓子に比べて控え目なものが多く、
脂質と糖質のバランスがほどよく取れているものが多いです。
一方、和菓子には脂質はほとんどありませんが、
多くの砂糖が使われるので糖質だけが高くなります。
例えば大福餅やだんごなど、脂質はほとんど含まれないけれど
糖質だけが異常に高くアンバランスな栄養素をもつ食品は太りやすいのですね。
というわけで和スイーツと和菓子、両者接戦を極めましたが、
わずかの差で和スイーツの勝利でした。
次に、ダイエット中のおやつにぴったりな和スイーツをご紹介します。
ダイエット中のおやつに最適な和スイーツ3選
- 豆腐のブラマンジェ
たんぱく質の豊富な豆腐を使った
ブラマンジェはダイエット中のおやつに最適。
味のアレンジとして抹茶やきな粉をふりかけても美味しいです。
できれば抹茶やきな粉には砂糖は加えずに
ブラマンジェの甘みを楽しみましょう。
- 抹茶のチーズケーキ
少しカロリーは高くなりますが、
クリームチーズを使用したタルト型のチーズケーキは、
かろうじてですがダイエット中にオススメのおやつ候補になります。
薄力粉を使用しているタルト部分は
糖質が高いので少し食べ残すのもアリです。
- 九龍球(クーロンキュー)
数年前に、カラフルでカワイイ!
と話題になった九龍球(クーロンキュー)
色とりどりのフルーツを寒天でつつんだ、
まあるくて可愛らしいスイーツです。
寒天は、多くの食物繊維が含まれていて
血糖値の上昇を抑えてくれる他、
便秘の解消にも役立ってくれるという
女性には嬉しいスイーツです。
カロリーも100gで約3kcalと超低カロリー。
というわけで今回は和スイーツと和菓子の違いを
ダイエットの話題にからめて検証してみましたが、いかがでしたでしょうか。
役立つ情報やおもしろい話題があればまたご紹介させていただきます!
ありがとうございました。
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