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茶道の初心者におススメの本は

茶道をこれから習い始める方、

茶道に興味を持ち始めた方にオススメの本をご紹介します。

まずは、茶道が目指す世界を知っておこう

私は、「茶道とはどんなものですか?」と尋ねらた時は、

「茶の湯入門」(さとうたかし著 平凡社)をお貸ししています。

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ストーリーは、取引先のお茶会に呼ばれた若手社員が

先輩社員に手ほどきを受けながら、

だんだん茶の湯の真髄を学んでいくというもの。

「最初は正客のマネをすればいいのだよ」と言われた二人は、

正客のお菓子が懐紙から転げ落ちてしまうのを見て、

一緒にお菓子を転がす・・といった漫画らしい、

でも実際に起きそうなエピソードもあり、

楽しく読み進めます。

茶道の全体像とその心を無理なく理解できるという一冊です。

残念ながら、絶版ですが、是非、古書店などで探してみてください。

 

先輩茶人たちの楽しみ方を学ぼう

茶道の稽古を続けた先に見えるものはどんな世界なのでしょうか。

先輩茶人たちの成長した姿や茶道の楽しみ方を知っていれば、

日々の稽古に向かう姿勢が変わるかもしれません。

日々是好日」(新潮文庫)はエッセイストの森下典子さんが

25年間にわたる茶道の稽古を通じて感じたことを

エッセイとしてまとめたもの。

季節毎の茶道の稽古の様子や

上達した時の姿を知ることができます。

季節の移ろいを見る目が突然変わる瞬間が訪れたり、

茶道を通じて失恋から立ち直るきっかけをつかんだりと

著者の心が豊かに広がっていく様子がイキイキと描かれています

茶室がほしい。」(六耀社)は、

ライターの長江朗さんが、

「お茶にはまり、ついに自分の茶室をつくる」

までの気持ちの変化と実際の茶室作りの体験談が詰まった1冊。

先人の教えを少し変化させ、

現代生活にあった茶の湯にする為の工夫なども描かれています。

「難しいと思っていたけど、初めてみたらとても楽しかった!」

という著者の気持ちの変化がわかるエピソードにあふれています。

 

桃山時代から続く茶道の美意識を知ろう

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現在まで綿々と続いてきた茶道の基礎は、

桃山時代に千利休によって築かれました。

その千利休がどのような人物であり、

どんな人々と関わってきたのかを知ると、

茶道が何を目指しているか何となくわかってくると思います。

直木賞を受賞した山本兼一の

利休にたずねよ」(PHP文芸文庫)はフィクションですが、

利休が目指した美意識とその結果生まれた

時の権力者秀吉との軋轢が描かれています。

利休の美学が何かを考える一助になるでしょう。

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利休の後を継ぐ大茶人となった

古田織部が主人公の漫画「へうげもの」(山田芳裕著 講談社)は、

織部を中心に利休、秀吉、

そして利休の高弟である戦国武将たちによる

茶道を通じた「美意識の戦い」を、

面白おかしく表現しています。

それぞれのキャラクターは極端に誇張され、

戦国武将の目指す茶の湯と

権力闘争が絡めて描かれています。

楽しく読み進むうちに、利休、秀吉、

織部の審美眼を知ることになります。

これらを観てお稽古に望むと

道具類にたいする思い入れが変わってくることでしょう。

 

「参考書」も持っていると安心

ノート

その場では理解できたつもりでいたお点前も、

次の稽古の際には思い出せずに手が止まってしまう・・

ということは、初心者にはよく起こること。

学校の勉強と一緒で、

自宅で参考書を手に予習、復習をすることが上達への近道です。

流派によって点前の手順は異なりますので、

自分の流派の入門書を手に入れましょう。

表千家の方は、

はじめての茶の湯」(千宗左著 主婦の友社)がオススメです。

カラー写真をふんだんに使って、

基本の点前が詳しく説明されています。

裏千家の方なら、

「北見宗幸DVD茶道教室―裏千家」(山と渓谷社)。

DVDで美しい点前の所作を確認することができます。

茶道の点前は、

自分で手足を動かして稽古して身体に染み込ませるもの。

あくまでも、稽古場で修練が一番大切です。

本だけ読んでわかったような気になってはいけません。

本で広げた茶道のイメージを、ぜひ、茶室で体験してみましょう。

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